トーモクの人材
小さな作業を
地道に継続することで
大きな壁を打ち破りたい。
飛田剛志
製造課長
2003年入社/厚木工場 製造課 課長
何度失敗しても、チャレンジを歓迎してくれる。
「出る杭を引っ張るのがトーモクという会社。望めばチャンスは与えてくれるし、一度失敗しても再チャレンジさせてくれる」
そう語りながら飛田が振り返るのは、入社2年目の出来事だ。当時小牧工場の加工係で、飛田は若くして機長を務めていた。だが、ここで不良品を出し過ぎてしまったことで機長の職を解任されてしまったのである。つまり降格。自ら招いた失敗による挫折だった。
「経験も少ないし、正直失敗するかもしれないと思っていました。案の定だったわけですが、落ち込むことはなかったです。むしろ再挑戦して絶対に機長に返り咲いてやると宣言しました。私は大きなことを口にして自分を追い込んでいくタイプなんです。そしてそんな大言壮語を受け止めてくれるのがトーモクなんです」
宣言通り翌年に飛田は機長に戻る。有言実行だ。無論そのために飛田は失敗を反省・分析し、先輩に頭を下げて教えを請うた。むやみに突っ張っているのではない。謙虚に学ぶ姿勢があってこその再挑戦であり、返り咲きだったのだ。
自ら伸びようとすれば、仲間が支えてくれる。
4年目に品質管理係に就いた時も同様、慣れないクレーム処理などを「実力を伸ばすチャンス」と受け止め、真正面からぶつかっていった。結果「営業やお客様のことが理解できるようになり、視野が一気に広がった」。そして7年目、ついに飛田は製造ラインの責任者である製造課長として厚木工場に赴任。かつてない若さでの抜擢だったが、誰もが「飛田ならできる」と言ってくれた。
「なにしろ経験不足で、内心焦りまくっていました。でも、せっかくもらったチャンスだから全力でぶつかることにしました」
そんな飛田を支えたのは、年上の部下である3人の係長。彼らは、教えを請う飛田に技術を伝え、飛田も素直に吸収していった。品質管理については自信がある。その自信をよりどころに、課長としての自分を固めていったのである。
「今もまだチャレンジの最中です。やっぱりトーモクは自ら頑張る人間を引き上げてくれる会社だと思います。私の力でトーモクを業界No.1に押し上げることが、会社とすべての仲間に対する恩返しです」
社員のある一日
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出社
メール確認後、夜勤製造の資料処理 -
幹部朝礼
全体朝礼 -
工場巡回
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昼食
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引き続き工場巡回
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事務処理
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退社